●プロジェクトの趣旨
　Ecolsionとは「エコロジカルな居場所」という意味での造語であり、建築物は須らく環境との共生を目指し、環境に与える負荷を抑制し、将来に対し持続可能なもの（サステナブル）でなければならないという考えに基づいている。

　エコルシオンプロジェクトは、自社所有の物件で、大きく環境に負荷を与え老朽化していた建築物をエコルシオン（環境建築）に変えることで、地域の環境を変え、地球環境の保全の一端を担う、サステナブルなプロジェクトである。

　また、第４のプロジェクト、ヴェルデュレール千葉は、今までのような新築からの企画ではなく、既存の建物をいかに環境建築に変えていくかという新しい試みのプロジェクトである。

●プロジェクトの経過
　　・１９９７．１０　プロジェクト開始
　　・２０００．８　　グランデール青木　竣工
　　　　　　　　　　　「環境建築」の方向性
　　・２００４．８　　サステナブル建築設計ガイドライン　策定
　　・２００５．８　　サステナブル建築設計ガイドライン　改定
　　・２００５．１２　ヴィヴァンテール上青木　CASBEE認証取得
　　・２００６．１　　ヴィヴァンテール上青木　竣工
　　　　　　　　　　　「サステナブル建築設計ガイドライン」に基づく設計・建設
　　　　　　　　　　　「環境融資」モデルの実現、ユニヴァーサルデザインの向上
　　・２００７．６　　デュラブレール青木　プロジェクト開始
　　・２００７．９　　エコルシオンプロジェクト　ヴェルデュレール　開始
　　・２００８．６　　ヴェルデュレール千葉　具体的な始動
　　・２００８．１０　デュラブレール青木　竣工
　　・２０１０．５　　デュラブレール青木　CASBEE認証取得


●プロジェクトコンセプト

1. 環境負荷を最小限にする（low impact）
2. 生活環境を最大限にする（high contact）
3. サステナビリティを最大限にする（sustainability）

●プロジェクトの構成

1. グランデール青木イースト・ウェスト・・・共同住宅
   Grand-air Aoki East & West
2. ヴィヴァンテール上青木　　　　　　・・・介護型老人ホーム
   Vivant-air Kamiaoki 　　　　　　　　　　ハートランド川口明生苑
3. デュラブレール青木　　　　　　　　・・・診療所併設住宅型老人ホーム
   Durable-air Aoki　　　　　　　　　　　　ロイヤル川口
4. ヴェルデュレール千葉　　　　　　　・・・複合店舗ビル
   Verdur-air Chiba　　　　　　　　　　　　千葉ラフィネビル